最後の講演

札幌証券取引所アンビシャスクラブで講演。
毎月定例で開いているランチセミナーです。
ディー・ブレイン証券社長としての最後の講演になりました。

アンビシャスクラブは、札証の新興市場「アンビシャス」の上場に関心を持つ会社を中心とする勉強会。
札証アンビシャスは、上場している10社のうちディー・ブレイン証券が6社の引受主幹事を務め、私も力を入れてきた市場です。
まずは、アンビシャスクラブの会長のキャリアバンク佐藤社長からご挨拶。
続いて、参加者の自己紹介。
今日は20名ほどの参加。
大テーブルは満席です。

私の講演は、ディー・ブレイン証券の生い立ちからお話を始めました。
社長を退任することになって、いざ創業の頃のことを思い出しつつお話しすると、万感の思いが胸に込み上げます。
気を取り直して今日のメインテーマへ。
最近の私の講演テーマの中心である「国際株式公開と海外進出」です。
アンビシャスで株式を上場し、CABで英文開示して国際株式公開。
英文開示で客観性の高い企業内容をしっかりと発信し、国際公開企業の信用力を通じて、海外の有力パートナーを見つけるわけです。

参加者からは、とても高い評価。。
積極的に海外特にアジア・中国に進出したいという企業が現れてくることを願っています。

セミナーの前には、札証の定専務を訪問。
退任のご挨拶。
新社長の石川さんをご紹介。
石川さんは70歳になりますが、10歳は若く見えます。
週末は自宅の近くで畑仕事とのことで、これが若さと元気の秘訣のようです。
日本の新興市場の課題についてもディスカション。
グリーンシート制度と同等の「銘柄指定制度」を構築することもご提案。
札証につくれば、プレ・アンビシャスとも言える制度になります。
アンビシャスクラブを核とすれば、その意義は大きいでしょう。