証券会社がフランチャイズ加盟店の募集を支援

今朝の日経MJ(旧:日経流通新聞)にディー・ブレイン証券の記事掲載。
MJに証券会社の記事が出るのは珍しいことです。

加盟金に株式を発行?

これは、先日、外食やサービス業のFC本部を運営する某社に訪問し、そこで社長とお話しをしているうちに閃いたことです。
FC本部ではFC加盟店から加盟時に加盟金を取るのが一般的。
加盟金の本部での会計処理は、売上に計上。
つまり半分は税金ということです。
私が思いついたのは「税金がかからない加盟金の集め方」。
方法は簡単です。加盟金の受領にあたり加盟店に本部の株式を交付すれば良いのです。
これは「増資」ですから、売上には計上されず、法人税は課せられません。
しかも加盟店が本部の株式を保有することで、本部と加盟店との絆は強まります。
ロイヤリティのとり方等で何かと対立することも多い本部と加盟店。
本部の業績が上がるよう加盟店が努力するWIN−WINの関係作りができるのです。

グリーンシート銘柄として証券会社が加盟店募集を支援

さらに、株式をグリーンシート銘柄とすれば、証券会社で募集取扱が可能です。
つまり、証券会社が株式募集を通じて、本部の行うFC加盟店開拓を支援することができるということです。
そこで、ディー・ブレイン証券の新規事業として、グリーンシート制度を活用してFC加盟店や代理店の開拓支援を行うこととしました。
これはグリーンシートで行ってきた「拡大縁故募集」の発展系です。
事業を支援する取引先や提携先その他の身近なファンに対して株式を募集するアプローチを発展させ、株式募集に合わせてFCや代理店を集めてしまおうというものです。
FCの加盟金を1社あたり300万円として、100社の加盟店を集めれば3億円。
株式の募集期間を加盟店の募集期間とし、期限付きで加盟店集めをするわけです。
現在、グリーンシート銘柄として株式募集中の2社がこの方式で、代理店も募集中です。

プレスリリース(ご参考)

http://www.d-brain.co.jp/www/pdf/pdf/1228128494.pdf