事業承継対策セミナーを開催
OAG税理士法人、スプリング法律事務所との共催の事業承継セミナー。
大盛況で、当社セミナールームはほぼ満席。
まずOAG税理士法人の渡邊先生が新・事業承継税制について解説。
ポイントは5年間の納税猶予が納税免除となる要件。
従業員8割の継続雇用など、現実的かどうか気になるところです。
続いて当社の小峰さんが事業承継対策としてのM&A成功のポイントについて。
上場会社が買うことを前提とした場合に、のれん償却の問題や開示能力の問題などが重要です。
私からはグリーンシートを活用する事業承継。
高齢化した経営者が事業を継続させるにあたって最大の悩みは後継者。
息子が継ぐにしても、NO2に任せるにしても、それができないのは創業者に依存度が高いから。
株式公開による組織的経営体制確立はその一つの解決策です。
事業を売却するに際しても、内部管理ができてなくて決算内容が不透明だと買手は不安で買えないのです。
実際にM&Aの成約率が低いのはそのようなところに原因があります。
実はM&Aも、事前に株式公開をすると、買手候補者が増え、成約率が高まるとともに、買収条件も有利になるのです。
そして中小企業にとって最も身近な株式公開こそグリーンシート・・・という流れ。